18 TASKS FOR 2018

新年明けましておめでとうございます。昨年は暖かく見守っていただき、本当にありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願いします。

 

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一年の振り返りと新年の抱負を書くシーズンがやって参りましたね。いつもは一本ずつ書くのですが、今年はまとめてみようと思います。まずは振り返りから。2017年は言わずもがな、大きな変化のあった一年でした。2016年の秋に学内選考があって冬にマンチェスター大学への留学が決まり、2017年を迎えます。二月には待望のソウル短期留学を経験して三月は一生懸命働き、四月に晴れて四年生になりました。春学期では自分の所属しているゼミでの学習と並行して2016年度に履修していた中台関係論の先生にお願いして東アジア研究のゼミにも参加させていただくなど、大学生活の集大成(前半)としてはとても満足のできる勉強ができました。自分の中で最も大きかったのは六月の「十代の終焉」発売。15歳、16歳の頃からずっと書き続けてきたものを一つのデータに束ねて印刷しただけの、本当に簡単な作りのZINEとなりましたが、本当にたくさんの方々にご注文いただけて、さらには嬉しい感想までたくさん送っていただけてとても幸せな経験をさせていただきました。ありがとうございました。七月に期末試験を終えて、渡航直前までバイトを詰め、八月第一週に満を辞して渡英。そこから十二月まで只管駆け抜けてきました。英国に到着してからに関しては note にて日記を随時公開(有料)していますので、そちらも是非、よろしくお願いいたします。

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新年の抱負をまとめる前に、去年の目標とその達成度を確認します。

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  1. とにかく英語 渡航前の最後の IELTS では目標を達成することはできませんでしたが、PS5(五週間の語学研修)の修了試験で IELTS 7.0 相当の評価をいただくことができたので、滑り込みセーフということにします。

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  2. 日記を続ける これは達成しました。今年もいつもと同じモレスキン(黒/ウィークリー/ソフトカバー)で最後まできちんと続けることができました。自分なりの日記のつけ方というのも、定着してきたように思います。
  3. 自由を鍛える 日記を書いていて感じたことですが、以前よりずっと好きなように、柔軟に記録をつけることができるようになったように思います。こうしなければ、ああしなければということをあまり考えず、その時その時の自分に合わせた書き方をすることで、より気楽に日記と向き合えた気がしますし、日記以外の点においても、まず自分を中心に据えること、その上で身の回りの人や物事を考えることが習慣として形になりました。全ての物事一つ一つを自分の言葉で、価値観で定義して、その下で自由に暮らしていくこと、これからも続けていきたいことの一つです。
  4. トレーニング これは期待以上の成果を残せました。日本で会員になっていた世界チェーンのジムのメンバーシップをイギリスの口座引き落としに切り替えることで、こちらでも自由にジムを使えるようにすることができました。大学の授業のコマ数が日本より少ない(その代わり課題はずっと多いですが)おかげで、日本では週2日をノルマにしていたところを週3日以上に引き上げることができたので、非常に健康的に過ごすことができました。おかげで酷い風邪を引くこともありませんでしたし、年末には(超ベイビー級ですが)腹筋の影らしきものに対面することができました。 

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こう見ると満足度が高いようにも思えますが、新年の抱負として掲げていなかった部分で低迷期に直面したので、思った通りに進まないことも多くありました。大学での勉強に関しては、まだ最後の期末エッセイの提出と試験が残っている状況ですので、 Semester1 の全てのプログラムが終了し次第、canpath.jp のほうで振り返りたいと思います。

 

ということで、2018年!今年は大小様々な目標ができたので2018年に準えて18項目挙げていきたいと思います。

 

  1. 健康づくり/体型管理 今の生活リズムが無理がなくて丁度よいと感じているので引き続き週3日のジムとプロテインの摂取、一日当たりの食事カロリーの管理を徹底して、一先ず帰国する予定である六月第一週まで継続したいと思います。帰国後はジムの系列店が地元にないので、地元での生活に合わせて少し調整することになるだろうと思いますが、基本的な部分は今年と言わず二年、三年と古い習慣にしていきたいです。
  2. 英語で書かれた小説は英語で読む 今まで長い間日本語に翻訳された海外文学を好んで読み、洋書を読む場合も日本語で一度読んだことのあるものに限定して選んできましたが、こちらに来てから出版されたばかりの、まだ日本語に翻訳されていない新しい小説を英語でそのまま読むようになりました。もちろんまだまだ難しく感じることもありますが、一マス前に進んだ、という実感を得たので、帰るまでになるべくたくさんの小説に挑戦して、日本に帰ってからも、新しく出る小説はペーパーバッグを入手して先に英語で読むことにしようと思います。今ある社会を知るためにも、2018年は The Man Booker Prize の受賞作品及び候補作品を発表される前に読み終えておくことを目標とします。
  3. 韓国の小説も少しずつ読み進める 2017年は初めて韓国で韓国語の小説を購入した年でした。上記のものと似たような目標になってしまいますが、日本語でも英語でもない言語で小説を読むというのは、わたしの今までの生活には全くなかった項目です。꿈을 키우는 세상 - 인터넷교보문고 から 김에란 '바깥은 여름'(キム・エラン『外は夏』)を英国まで取り寄せて読み始めたとき、英語の成長に低迷を感じながらも、和書を読む気にもなれず、前にも後ろにも進めなくなったわたしの優しい逃げ道になってくれました。 そのときを境に、これまでずっと寄り添ってきてくれた韓国語に対する向き合い方が少し変化したように思います。しばらくは英語に集中したいところではあるのですが、語学は継続して触れ続けることこそ大切と心得ていますので、韓国語も無理のない距離感を保って付き合い続けたいなと思います。これに関しても、その年その年の新しい小説を読むことで「今現在の韓国」を見つめる一つの視座を得られたらと願っています。どこにいても様々な国の小説が気軽に入手できるこの時代に心から感謝しつつ、その恩恵を精一杯享受することを目指します。
  4. 和文は論文/新書/専門書に集中する 上記二つで小説の枠がほとんど埋まってしまうことになるはずですので、日本語ではしばらく小説を読まず(と言っても全く読まないことはないとは思いますが)最も流暢な言語という点を生かして、学術的な文章に集中して使っていきたいなと思います。大学に在籍している間は自由に大学図書館が利用できますし、オンラインで公開されている論文も多数ありますので、自分の興味関心や卒論で扱うトピックに関連する研究を常にチェックしつつ、時間を見つけて読み進めていく癖をつけます。
  5. 家具に詳しくなる 渡英する際に三年半暮らした東京の部屋を引き払ったので、帰国次第新しい部屋を探すことになります。最低限一人で快適に暮らしていけるだけの家具は揃っていますが、近い将来に(一度)社会人になる予定ですので、次のステップに進むべく、より良い空間作りのため、家具のブランドや商品に関する知識をよく蓄えて、また少しずつ揃えていけたらなと思っています。今年中に部屋が完成することはないかもしれませんが、まずは机と椅子とデスクランプから(その後にベッドとベッドサイドテーブル等)長く使える良いものをよく探して入手したいです。
  6. ワインを知る 成人してからおよそ二年間、ビールと日本酒ばかり飲んでいたのですが、英国に来てワインを飲む機会が本当に増えました。以前よりずっと美味しく感じるようになって、今や自分から積極的にワインを選ぶほどになりました。これは本当に奥の深い項目かとは思いますが、少しずつでも知識をつけて、将来良いワインのわかる女性になれるよう、今の段階から予め審美眼を鍛える努力がしたいです。おすすめのワインがあればぜひ教えてください。
  7. 日記を続ける これは去年も挙げましたが、それが何かに繋がったりせずとも、ずっと掲げていきたい目標のうちの一つです。
  8. 国内旅行をする 日本では地元と東京を行き来するだけで、本当に慌ただしく暮らしていましたが、休暇をしっかりと持つこと、一つの国の色々な側面を見て回ることの楽しさを英国で過ごした半年間で身に沁みて感じたので、帰国後は日帰りで行き来できる場所から少しずつ国内旅行をしていきたいなと思います。しっかり働いてお金を稼ぎながらも、定期的に休みを設けて、たくさんの都道府県を訪れ、ご当地の食材、地酒を楽しむ。そんな暮らしができたら幸せに違いないと思うのです。
  9. 部屋の掃除を特技にする 一人暮らしを始めて四年目になりますが、韓国のリアリティ番組 '나 혼자 산다'(I live alone)を見始めて、一人で暮らすことに対する意識が少し変わりました。特に影響を受けたのは登場する人々の部屋の清潔さです。台所やお風呂場まで常にピカピカな状態を保っている様子を目の当たりにして感銘を受けつつ、大いに反省しました。お掃除グッズや日用品を見るのはもともととても好きなので、より楽しくお掃除ができるよう工夫しながら、ぬかりない清掃/管理を心がけて、なるべくたくさんの友人を招待できるようにしたいと思います。おすすめのお掃除グッズがあればぜひ教えてください。
  10. 料理の練習 9. にも繋がりますが、これは友人を招待しておもてなしができる人間に成長したいという想いからです。そのためには美味しい料理を振る舞えるようになることが重要な条件になります。料理には一朝一夕で上手くなるものではありませんが、今のうちから少しずつ練習を始めておけば二年後、三年後に少しは形になるだろうと信じて努めます。まずは和食・韓国料理・中華料理を中心に勉強したいです。
  11. 実家に滞在している間、家事の大半を引き受ける 現時点の予定では帰国する六月の上旬から八月の下旬まで約二ヶ月半実家で過ごすことになっているので、今までのわたしの学問を支えてくれた両親のためにも、実家にいる間は自分の勉強時間も確保しつつ、家事の大半を引き受けて、両親の仕事を最大限サポートしたいと思います。
  12. 仕事を見つける 2019年3月の就活シーズンで就活を行うため、2018年の秋学期と2019年の春学期を休学する予定です。その間少しでもお金を貯めて、留学にかかった費用を返済する計画ですので、一年間まとまって働ける職場を探す必要があります。今までのわたしなら飲食店でがむしゃらに働くところですが、自分の時間もきちんと確保して、最低限健康で文化的な生活を死守したいと思うようになったので、あまり時間を取られすぎず、かつ継続して働ける仕事を見つけたいです。ある程度目星はつけているのですが、計画通り上手くいくかはわかりませんので、どうか健闘を祈っていてください。
  13. ゼミ、サブゼミには顔を出す 休学中は授業を履修することこそできませんが、所属しているゼミとサブゼミには顔を出したり、先生と連絡を取ったりして、自分なりのペースで勉強することができたらなと思っています。図書館を利用することさえできれば、卒論の執筆も進めることができるので、余裕をもって最後の学期を終えるためにも、大学での勉強を中断することがないよう注意したいです。
  14. 英語を定期的かつしっかりと使える環境の整備 これはこちらに着いてからずっと考えていることでもあるのですが、この一年間の留学とそれに伴う全ての努力が泡となって消えてしまわないよう、日本に帰ってからはプライベート/仕事を問わず、より一層英語を日常的に使用することに拘ろうと思っています。まだ具体的な部分は決めかねているのですが、よい方法が見つかった場合は共有します。
  15. 大小様々な規模でイベントを企画 友達と友達を会わせる、ホームパーティをするといった小さなものから、皆様にお会いできるようなものまで様々なイベントの企画力を付ける努力をします。興味のあることがあれば気軽にお声掛けください。
  16. 友達の和を広げる すでにたくさんの素敵な友人に恵まれていますが、2018年も新たな出会いに期待します。
  17. たくさんのスタイルに挑戦する 主に服装のことです。同じような格好を繰り返してしまう傾向にありますが、無理のない範囲で、今のうちにしか着れないスタイルを消化して思い出をたくさん作りたいです。
  18. 語学検定試験の合格 休学する一年の間の最も重要な項目です。IELTS TOEFL TOPIK HSK において、それぞれ 8.5 / 90 / 五級 / 六級 を目標とします。

 

様々な分野の目標を挙げましたが、とにかく残りの留学生活を最大限活かして、可能な限り成長して帰ること、そしてそれを帰った後に自分の暮らしに上手く根付かせること、これに尽きます。去年よりずっと具体的な目標を設置したのは、想定外の苦難が多かったことからの反省によってですが、これが吉と出るか凶と出るかは、今年の末のわたしのみぞ知るところです。あまり不安に思わずに、まずは今週一週間から、確実に、着実に、うまく休憩しながら進んでいきたいと思います。

 

今年の抱負を設定する上で、少しでも参考になれば幸いです。

 

それでは、繰り返しになりますが、今年もどうぞよしなに!みなさまの2018年がこれまでのどの年よりも実り多きものとなりますように!

 

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