18 TASKS FOR 2018

新年明けましておめでとうございます。昨年は暖かく見守っていただき、本当にありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願いします。

 

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一年の振り返りと新年の抱負を書くシーズンがやって参りましたね。いつもは一本ずつ書くのですが、今年はまとめてみようと思います。まずは振り返りから。2017年は言わずもがな、大きな変化のあった一年でした。2016年の秋に学内選考があって冬にマンチェスター大学への留学が決まり、2017年を迎えます。二月には待望のソウル短期留学を経験して三月は一生懸命働き、四月に晴れて四年生になりました。春学期では自分の所属しているゼミでの学習と並行して2016年度に履修していた中台関係論の先生にお願いして東アジア研究のゼミにも参加させていただくなど、大学生活の集大成(前半)としてはとても満足のできる勉強ができました。自分の中で最も大きかったのは六月の「十代の終焉」発売。15歳、16歳の頃からずっと書き続けてきたものを一つのデータに束ねて印刷しただけの、本当に簡単な作りのZINEとなりましたが、本当にたくさんの方々にご注文いただけて、さらには嬉しい感想までたくさん送っていただけてとても幸せな経験をさせていただきました。ありがとうございました。七月に期末試験を終えて、渡航直前までバイトを詰め、八月第一週に満を辞して渡英。そこから十二月まで只管駆け抜けてきました。英国に到着してからに関しては note にて日記を随時公開(有料)していますので、そちらも是非、よろしくお願いいたします。

note.mu

 

新年の抱負をまとめる前に、去年の目標とその達成度を確認します。

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  1. とにかく英語 渡航前の最後の IELTS では目標を達成することはできませんでしたが、PS5(五週間の語学研修)の修了試験で IELTS 7.0 相当の評価をいただくことができたので、滑り込みセーフということにします。

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  2. 日記を続ける これは達成しました。今年もいつもと同じモレスキン(黒/ウィークリー/ソフトカバー)で最後まできちんと続けることができました。自分なりの日記のつけ方というのも、定着してきたように思います。
  3. 自由を鍛える 日記を書いていて感じたことですが、以前よりずっと好きなように、柔軟に記録をつけることができるようになったように思います。こうしなければ、ああしなければということをあまり考えず、その時その時の自分に合わせた書き方をすることで、より気楽に日記と向き合えた気がしますし、日記以外の点においても、まず自分を中心に据えること、その上で身の回りの人や物事を考えることが習慣として形になりました。全ての物事一つ一つを自分の言葉で、価値観で定義して、その下で自由に暮らしていくこと、これからも続けていきたいことの一つです。
  4. トレーニング これは期待以上の成果を残せました。日本で会員になっていた世界チェーンのジムのメンバーシップをイギリスの口座引き落としに切り替えることで、こちらでも自由にジムを使えるようにすることができました。大学の授業のコマ数が日本より少ない(その代わり課題はずっと多いですが)おかげで、日本では週2日をノルマにしていたところを週3日以上に引き上げることができたので、非常に健康的に過ごすことができました。おかげで酷い風邪を引くこともありませんでしたし、年末には(超ベイビー級ですが)腹筋の影らしきものに対面することができました。 

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こう見ると満足度が高いようにも思えますが、新年の抱負として掲げていなかった部分で低迷期に直面したので、思った通りに進まないことも多くありました。大学での勉強に関しては、まだ最後の期末エッセイの提出と試験が残っている状況ですので、 Semester1 の全てのプログラムが終了し次第、canpath.jp のほうで振り返りたいと思います。

 

ということで、2018年!今年は大小様々な目標ができたので2018年に準えて18項目挙げていきたいと思います。

 

  1. 健康づくり/体型管理 今の生活リズムが無理がなくて丁度よいと感じているので引き続き週3日のジムとプロテインの摂取、一日当たりの食事カロリーの管理を徹底して、一先ず帰国する予定である六月第一週まで継続したいと思います。帰国後はジムの系列店が地元にないので、地元での生活に合わせて少し調整することになるだろうと思いますが、基本的な部分は今年と言わず二年、三年と古い習慣にしていきたいです。
  2. 英語で書かれた小説は英語で読む 今まで長い間日本語に翻訳された海外文学を好んで読み、洋書を読む場合も日本語で一度読んだことのあるものに限定して選んできましたが、こちらに来てから出版されたばかりの、まだ日本語に翻訳されていない新しい小説を英語でそのまま読むようになりました。もちろんまだまだ難しく感じることもありますが、一マス前に進んだ、という実感を得たので、帰るまでになるべくたくさんの小説に挑戦して、日本に帰ってからも、新しく出る小説はペーパーバッグを入手して先に英語で読むことにしようと思います。今ある社会を知るためにも、2018年は The Man Booker Prize の受賞作品及び候補作品を発表される前に読み終えておくことを目標とします。
  3. 韓国の小説も少しずつ読み進める 2017年は初めて韓国で韓国語の小説を購入した年でした。上記のものと似たような目標になってしまいますが、日本語でも英語でもない言語で小説を読むというのは、わたしの今までの生活には全くなかった項目です。꿈을 키우는 세상 - 인터넷교보문고 から 김에란 '바깥은 여름'(キム・エラン『外は夏』)を英国まで取り寄せて読み始めたとき、英語の成長に低迷を感じながらも、和書を読む気にもなれず、前にも後ろにも進めなくなったわたしの優しい逃げ道になってくれました。 そのときを境に、これまでずっと寄り添ってきてくれた韓国語に対する向き合い方が少し変化したように思います。しばらくは英語に集中したいところではあるのですが、語学は継続して触れ続けることこそ大切と心得ていますので、韓国語も無理のない距離感を保って付き合い続けたいなと思います。これに関しても、その年その年の新しい小説を読むことで「今現在の韓国」を見つめる一つの視座を得られたらと願っています。どこにいても様々な国の小説が気軽に入手できるこの時代に心から感謝しつつ、その恩恵を精一杯享受することを目指します。
  4. 和文は論文/新書/専門書に集中する 上記二つで小説の枠がほとんど埋まってしまうことになるはずですので、日本語ではしばらく小説を読まず(と言っても全く読まないことはないとは思いますが)最も流暢な言語という点を生かして、学術的な文章に集中して使っていきたいなと思います。大学に在籍している間は自由に大学図書館が利用できますし、オンラインで公開されている論文も多数ありますので、自分の興味関心や卒論で扱うトピックに関連する研究を常にチェックしつつ、時間を見つけて読み進めていく癖をつけます。
  5. 家具に詳しくなる 渡英する際に三年半暮らした東京の部屋を引き払ったので、帰国次第新しい部屋を探すことになります。最低限一人で快適に暮らしていけるだけの家具は揃っていますが、近い将来に(一度)社会人になる予定ですので、次のステップに進むべく、より良い空間作りのため、家具のブランドや商品に関する知識をよく蓄えて、また少しずつ揃えていけたらなと思っています。今年中に部屋が完成することはないかもしれませんが、まずは机と椅子とデスクランプから(その後にベッドとベッドサイドテーブル等)長く使える良いものをよく探して入手したいです。
  6. ワインを知る 成人してからおよそ二年間、ビールと日本酒ばかり飲んでいたのですが、英国に来てワインを飲む機会が本当に増えました。以前よりずっと美味しく感じるようになって、今や自分から積極的にワインを選ぶほどになりました。これは本当に奥の深い項目かとは思いますが、少しずつでも知識をつけて、将来良いワインのわかる女性になれるよう、今の段階から予め審美眼を鍛える努力がしたいです。おすすめのワインがあればぜひ教えてください。
  7. 日記を続ける これは去年も挙げましたが、それが何かに繋がったりせずとも、ずっと掲げていきたい目標のうちの一つです。
  8. 国内旅行をする 日本では地元と東京を行き来するだけで、本当に慌ただしく暮らしていましたが、休暇をしっかりと持つこと、一つの国の色々な側面を見て回ることの楽しさを英国で過ごした半年間で身に沁みて感じたので、帰国後は日帰りで行き来できる場所から少しずつ国内旅行をしていきたいなと思います。しっかり働いてお金を稼ぎながらも、定期的に休みを設けて、たくさんの都道府県を訪れ、ご当地の食材、地酒を楽しむ。そんな暮らしができたら幸せに違いないと思うのです。
  9. 部屋の掃除を特技にする 一人暮らしを始めて四年目になりますが、韓国のリアリティ番組 '나 혼자 산다'(I live alone)を見始めて、一人で暮らすことに対する意識が少し変わりました。特に影響を受けたのは登場する人々の部屋の清潔さです。台所やお風呂場まで常にピカピカな状態を保っている様子を目の当たりにして感銘を受けつつ、大いに反省しました。お掃除グッズや日用品を見るのはもともととても好きなので、より楽しくお掃除ができるよう工夫しながら、ぬかりない清掃/管理を心がけて、なるべくたくさんの友人を招待できるようにしたいと思います。おすすめのお掃除グッズがあればぜひ教えてください。
  10. 料理の練習 9. にも繋がりますが、これは友人を招待しておもてなしができる人間に成長したいという想いからです。そのためには美味しい料理を振る舞えるようになることが重要な条件になります。料理には一朝一夕で上手くなるものではありませんが、今のうちから少しずつ練習を始めておけば二年後、三年後に少しは形になるだろうと信じて努めます。まずは和食・韓国料理・中華料理を中心に勉強したいです。
  11. 実家に滞在している間、家事の大半を引き受ける 現時点の予定では帰国する六月の上旬から八月の下旬まで約二ヶ月半実家で過ごすことになっているので、今までのわたしの学問を支えてくれた両親のためにも、実家にいる間は自分の勉強時間も確保しつつ、家事の大半を引き受けて、両親の仕事を最大限サポートしたいと思います。
  12. 仕事を見つける 2019年3月の就活シーズンで就活を行うため、2018年の秋学期と2019年の春学期を休学する予定です。その間少しでもお金を貯めて、留学にかかった費用を返済する計画ですので、一年間まとまって働ける職場を探す必要があります。今までのわたしなら飲食店でがむしゃらに働くところですが、自分の時間もきちんと確保して、最低限健康で文化的な生活を死守したいと思うようになったので、あまり時間を取られすぎず、かつ継続して働ける仕事を見つけたいです。ある程度目星はつけているのですが、計画通り上手くいくかはわかりませんので、どうか健闘を祈っていてください。
  13. ゼミ、サブゼミには顔を出す 休学中は授業を履修することこそできませんが、所属しているゼミとサブゼミには顔を出したり、先生と連絡を取ったりして、自分なりのペースで勉強することができたらなと思っています。図書館を利用することさえできれば、卒論の執筆も進めることができるので、余裕をもって最後の学期を終えるためにも、大学での勉強を中断することがないよう注意したいです。
  14. 英語を定期的かつしっかりと使える環境の整備 これはこちらに着いてからずっと考えていることでもあるのですが、この一年間の留学とそれに伴う全ての努力が泡となって消えてしまわないよう、日本に帰ってからはプライベート/仕事を問わず、より一層英語を日常的に使用することに拘ろうと思っています。まだ具体的な部分は決めかねているのですが、よい方法が見つかった場合は共有します。
  15. 大小様々な規模でイベントを企画 友達と友達を会わせる、ホームパーティをするといった小さなものから、皆様にお会いできるようなものまで様々なイベントの企画力を付ける努力をします。興味のあることがあれば気軽にお声掛けください。
  16. 友達の和を広げる すでにたくさんの素敵な友人に恵まれていますが、2018年も新たな出会いに期待します。
  17. たくさんのスタイルに挑戦する 主に服装のことです。同じような格好を繰り返してしまう傾向にありますが、無理のない範囲で、今のうちにしか着れないスタイルを消化して思い出をたくさん作りたいです。
  18. 語学検定試験の合格 休学する一年の間の最も重要な項目です。IELTS TOEFL TOPIK HSK において、それぞれ 8.5 / 90 / 五級 / 六級 を目標とします。

 

様々な分野の目標を挙げましたが、とにかく残りの留学生活を最大限活かして、可能な限り成長して帰ること、そしてそれを帰った後に自分の暮らしに上手く根付かせること、これに尽きます。去年よりずっと具体的な目標を設置したのは、想定外の苦難が多かったことからの反省によってですが、これが吉と出るか凶と出るかは、今年の末のわたしのみぞ知るところです。あまり不安に思わずに、まずは今週一週間から、確実に、着実に、うまく休憩しながら進んでいきたいと思います。

 

今年の抱負を設定する上で、少しでも参考になれば幸いです。

 

それでは、繰り返しになりますが、今年もどうぞよしなに!みなさまの2018年がこれまでのどの年よりも実り多きものとなりますように!

 

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ULC 5weeks Pre-Sessional Course

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Week1

PERIOD

MONDAY

TUESDAY

WEDNESDAY

THURSDAY

FRIDAY

ONE

9:30 - 11:00

Registration

Meet Tutor Campus Tour

Academic Writing

Lecture

History of English’

Academic Speaking

BREAK

 

 

 

 

 

TWO

11:30 - 1:00

 

Getting to know you

Writing Test

Study Skills for Extended Writing

Academic Reading / Writing

Academit Listening

LUNCH

 

 

 

 

 

THREE

14:00 - 15:30

 

Introduction to Study Project

Tutorials + Self Study

Tutorials + Self Study

Private Study

 

Week2

PERIOD

MONDAY

TUESDAY

WEDNESDAY

THURSDAY

FRIDAY

ONE

9:30 - 11:00

Academic Writing

Academic Listening

Academic Writing

Lecture ‘Ebola Lessons Learned’

Aacademic Speaking

BREAK

 

 

 

 

 

TWO

11:30 - 1:00

Academic Reading

Academic Speaking

Reading Test

Study Skills

Academic Writing

Study Skills

Listening Test

LUNCH

 

 

 

 

 

THREE

14:00 - 15:30

Study Skills

Library Visit

Tutorials

Study Skills

Tutorials

Private Study

 

Week3

PERIOD

MONDAY

TUESDAY

WEDNESDAY

THURSDAY

FRIDAY

ONE

9:30 - 11:00

Academic Writing

Academic Speaking + Listening

Academic Reading + Listening

Lecture ‘Intro. to English Legal System’

Academic Speaking +

Listening

BREAK

 

 

 

 

 

TWO

11:30 - 1:00

Academic Reading

Academic Speaking + Listening

Study Skills

Study Skills

Academic Speaking +

Listening

LUNCH

 

 

 

 

 

THREE

14:00 - 15:30

Study Skills

Tutorials +

Gudied Study

Tutorials +

Gudied Study

Academic Reading +

Writing

Private Study

 

Week4

PERIOD

MONDAY

TUESDAY

WEDNESDAY

THURSDAY

FRIDAY

ONE

9:30 - 11:00

Bank Holiday

Academic Listening

Tutorials

Indivisual

Presentation

Deadline for Study Project

BREAK

 

 

 

 

 

TWO

11:30 - 1:00

 

Academic Speaking

Tutorials

Indivisual

Presentation

Lecture ‘Intro. to the poster presentation’

LUNCH

 

 

 

 

 

THREE

14:00 - 15:30

 

Study Skills

 

 

Private Study

 

Week5

PERIOD

MONDAY

TUESDAY

WEDNESDAY

THURSDAY

FRIDAY

ONE

9:30 - 11:00

Discussion about poster presentation

Preparation for Poster Presetation

Continue to work on PP

Group Poster Presentation

Final Tutorials

BREAK

 

 

 

 

 

TWO

11:30 - 1:00

Group work on texts

Group work on content

Continue to work on PP

Group Poster Presentation

Final Tutorials

LUNCH

 

 

 

 

 

THREE

14:00 - 15:30

Start poster design

Continue to work on PP

Presentation Rehearsals

 

 

HER AIM WAS GOOD

 

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  もうそんな時期ではありませんが、改めまして、あけましておめでとうございます。2017年!やっと時間を見つけました。長かった。2017年の 1/12 が終わってしまいましたが、あまり気にせず今年の抱負を考えていきたいと思います。何事も先に決めておかないと上手くやれないタイプ。ただ、今年の抱負を書く前にまずは去年の目標の達成度を確認します。この作業がないと意義が半減(当社比)しますので。

 

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 一つ目は勉学。まずは英語。特に評価できるのはここ。 

TOEICはRとLしか受けてないので表には入れませんでしたが、790点でした。800を越えないと話にならないです。

謹賀新年 - circlet of pearls

 

 2016年2月の TOEICが880点だったので目標達成です。次は900点を超えたい。(燃えてきた)IELTS はそのままの点数で応募ができることがわかったので取り直しませんでした。ただ VISA 手続き用に違うタイプの試験を受けなければならないはずなので春休み中に試験料(1回4万)(ハア?)を稼がなければなりません。TOEFL は今の所必要がないので、留学前は受けません。就職で使えるみたいなので帰国後に取り直そうかなという感じ。中国語は残念ながら HSK を受けるタイミングが掴めないまま1年が終わってしまいました。ただ履修は1年しっかり修了したし、春学期はSをもらえたので概ね満足。夏の北京も楽しかったです。そして論文に関してはまだまだ精進が必要。少し手応えを感じたのは、中台関係論の期末試験と中国古代文学の期末レポート。とはいえ、まだ成績の評定が出ないので実際のところはわかりません。

 

 二つ目は貯金。これはダメ。全然できなかった。ただ北京短期留学とソウル短期留学それぞれ10万ずつ自己負担できたので、うーん。50%くらいですか。よく赤字になっていたけれど、何とか積み立て貯金も続いています。

 

 三つ目は暮らし。よりよい暮らしを追求すること。これは前よりも小まめにごはんを炊いて冷凍したり、時間のあるときは料理したり、旅行先で買った調味料を使ってみたり、コーヒーは出来るだけ外で飲まずに家で淹れるようにしたりできたので少し前進という感じ。あと本棚を買い足したのも大きかったです。そこらじゅうに溢れていた本が一箇所に集まったおかげで取り出しやすくなったし、何より部屋がすっきりしました。

 

 これを踏まえて2017年。まず大事になるのが英語、次に英語、その次も英語。ということで

 

1. 英語 留学しさえすれば伸びるというわけではないことは十分に理解しているつもりですので、ひとまず留学前の英語の勉強に力を入れたい。目標は IELTS 7.0 でいきます。それから日常的にもっと英文を読まないとダメ。好んで読むのは高校生の頃からずっと読んでる二人のブログ(香港出身ロンドン在住の zoe ちゃんと www.zoesuen.com とオーストラリアの大天使 yanyan ちゃん www.yanyanchan.com )です。二人とも blogspot だったのにいつの間にかウェブサイトを持つようになって。涙が出るね。これは日記だから比較的読みやすいし、生きた文章にそれぞれの個性を感じます。こういう習慣をもっと専門的な分野まで広げる必要がある。リスニングは日常的に youtuber の動画を観ているからインプットがないわけではないのだけれど、vlog は語彙が容易なのでもっと厳しくあるべき。ニュースも見るようにします。誓う。あとはとにかく単語を詰め込む。渡航日までに可能な限りパンパンにしていきたい。

 

2. 日記 をつける習慣自体は結構古いのだけれど、途切れ途切れでも続けて思うのは、その日に何があったかを記録するより、その日に何を思ったのかを記録したほうが後々見返したときに得る物が大きい。私の日記には「二度と繰り返さないで」という警告文が記されていたりします。つまりそういうこと。自分にしか話せないこと、自分にしか理解できない感情、未来の自分に託す想いの記録。去年からモレスキンを使い始めたのですが、これが当たりました。そこまで丁寧にはつけていなかったのだけれど、とりあえず最後まで続いたので今年も継続するし、長い習慣にしたい。「書かない日はあっていいし、止まらない日は書き続ける こだわり過ぎないというこだわり 日記は日々の生活を豊かにします」

 

3. 自由 を鍛える、という考え方に最近出会いました。具体的に何をどうするかはこれからもっとじっくり考えてみなければならないけれど、ビジョンは浮かんだので動き始めるのには十分です。

 水瓶座の人々はもともと、非常に自由な存在です。生き方も、考え方も、決して旧習や他人の意向に縛られません。ただ、「自由」は、心や愛と同じく、成長していきますし、鍛えることもできるものではないかと思います。たとえば、同じ「夏休み」でもその過ごし方は人によって大きく違いますし「休みをどう使うか」について考えたり学んだりして、より満足度の高い休み時間を作りあげることが可能です。おそらく「自由」は、幼い状態では糸の切れた風船のようなものですが、成長した自由は、プロの操る熱気球のようなもの、なのではないでしょうか。2017年の水瓶座の人々は、限りなく自由です。そしておそらくこの時期、貴方はその「自由」を、どうにかして、自由自在に操れる熱気球のようなものに「育てたい」という意識を、強く持つだろうと思うのです。「どこにいってしまうかわからない」のと「行こうと思えばどこにでも行ける」のとは、全く意味が違います。2017年の水瓶座の人々は、言わば「もっと自由を自分のものにする」ことを、目指していくのではないか、と思います。

石井ゆかり 公式ブログ - 筋トレ年報ミラー:2017年 水瓶座の空模様 - Powered by LINE

4. トレーニング はいつまでも必須。そしてこれはケアも含む。まず目先のことからいえば、足の指の角質除去。それに続けて全身の保湿。おしりの位置を上げて、ふとももを引き締める。腹筋はそろそろ筋がはっきりしても良い頃。減量はしつつ胸のサイズはなるべく落とさない。髪は常にフワフワ、肌は常にスベスベ。最強ネイルは短く切られた自爪!(これは飲食店アルバイターの自己洗脳なので可愛いネイルを楽しめる環境にある人は無視して)

 

その他. イギリスに持って行けないものは買わない / 化粧品を増やさない / スリムウォークは2ヶ月に1回買い換える / せめてコーヒーを飲めるくらいの余裕を持って起きる / 新聞を溜めない / 優しさを安く売らない / 棘を隠さない / 我慢しない / 色んな人とさしで飲む / 外国の人が集まる場所に通う / デートをする / 夏は脚を出す / 試験期間外も図書館で勉強する / 奨学金を諦めない / ダサい人間にだけはならない / 誰にでも出来る返しをしない / 読む本の数にこだわらない / 映画は無理に観なくていい 

 

2017年が過去最高の年になりますように!

 

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「わたしの遠くはもう星々のあいだに」

何もかも上手くいったわけではもちろんないけれど、

何が上手くいかなかったかは全て忘却の彼方へ

 

自分の求めていたものを自分に与え 自分だけが自分を所有し

友はいつも側に、境界線を軽々と越えて飛び回り、よく笑い

全てに意味があるように、全てが流れに乗ったように感じた

 

ひたすらに愉快な一年でした

生まれて以来、最も自由な一年でした

 

 

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去年一年を覆ったあの暗く厚い孤独の雲は、新年、地元の書店でふと手に取った「今年の一冊目」がそれはそれは晴れ晴れと吹き飛ばしてくれたのです。

 

ライナア・マリア・リルケ(1875ー1926)

プラハ生まれ。代表作は『マルテの手記』

 

 

これはまだ彼を知らないわたしの書いた去年の暮れの文。 

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ふとした瞬間にどうしようもない孤独感に包まれて、どうしようもなく泣きたくなることが多かった。 それは、「誰もわたしのことを理解してくれない」なんていう傲慢なものではなく、どちらかというと、何かに興味を惹かれているうちに両親とはぐれてしまった子供のように、自分と周りを歩くひとたちとの間になんのつながりも感じられず、自分のよく知る、一緒にいて安心できるはずの人が視界から姿を消し、混乱して、立ち止まって泣きじゃくる、そんな孤独感だった。 小さな子供なら、両親はすぐに自分を探してくれるだろうし、泣いていれば近くの大人が迷子の子供に対するしかるべき処置を施してくれる。でもわたしはもうあとほんの少しで二十歳になる人間で、いつまでも小さな子供ではいられない。それなのに、どうしようもなく不安で、怖くなったときには、自分がいなくなったことに気づいて、必死になって探してほしいと思ってしまうくらいにわたしはまだ幼い。そんな大人と子供の狭間でわたしは一人、迷子になってしまったのかもしれない。 でもその狭間自体は、曖昧さがとても心地よく、わたしには今まさに必要なものに思えたものだし、18のわたしはその空間で非常によく成長した。わたしが恐れたのは狭間ではない。 「果たして、自分を探してくれる人がどれだけいるだろうか。」

「 孤独との戦いだった 」 - circlet of pearls

 

そしてこれが年が明けて初めて開いた、未知の作家の書簡を収めた一冊。

 

若き詩人への手紙・若き女性への手紙 (新潮文庫)

若き詩人への手紙・若き女性への手紙 (新潮文庫)

 

 

しかしおそらく、いつか多くの人々に可能となることをすべて、孤独の人間は今すでに準備することができ、迷うことのより少ない彼の手で築くことができます。それだからこそ、あなたはあなたの孤独を愛してください。そして孤独が美しい嘆きの声を響かせながらあなたに味わわせた苦痛をになって下さい。というのは、あなたに近い人々が遠くに思われる、とあなたは言われますが、それこそあなたの周囲が広くなり始めたことを示すものにほかなりませんそしてあなたの近くが遠くにあるのならば、あなたの遠くはもう星々のあいだに没し、実に大きいものです。あなたは全く誰一人伴うことのできないまでになったあなたの成長をお喜びなさい、そうして取遺される人々に対しても善意を持ち、その人々の前で毅然として取乱さず、あなたの疑惑で彼らを苦しめないように、また彼らには理解できないであろうあなたの確信や喜びで彼らを驚かさないようにしてください。(本文より引用)

 

わたしのことを長く知ってくれている人は「誰一人伴うことのできないまでになったあなた」「取遺される人々」から何かを思い出せそうな気持ちになってもらえるかもしれません。

 

この記事を覚えていらっしゃるでしょうか。

薄情者|BULLOGA

番号にとりつかれる虚しさを説かれる そしてまた一人だと気づく わたしはもっと上に行きたい その指標が数値ならそれで構わない もっと曖昧なものだったとしてもそれが上だとされてるところにいきたい 笑われるでしょう 不思議だね 別に何を言ってくれても構わないよ そうして安全なところに腰をおろして幸せを育てるのも暖かいなあって思ってる もう少し先で歩みを止めた人には敬意を示すよ それでもまだ足りないの 何でだろうね わかんないけどよくわかんないこの感覚に従って私はもう少し進んでみるよ

 

だんだん一緒に歩く人が減っていって もし仮に最後には一人になったとしても同じ地球のどこかで同じように泣きながらも歯を食いしばって歩いてる子とこの先ずっと登っていったところで会えるような気がしてるから そうしたら私はもう一人じゃなくなる ずっとずっと歩いてきた人たちと抱き合って喜んで綺麗な涙を流してみたい 大変だったねって労わってそこからの景色をずっとずっと登ってきた人たちと見てみたい

 

多分そこからは見える ほんと少しだとしても ここよりもはっきりと見える 完璧と言われているものがどんなものか きっと見える そんな気がする そしてもしそこから何も見えなかったとしてもそこに集うのはきらきらした人たち 諦めなかった 努力と才能に微笑まれた人たち もしそこから何も見えなかったとしても そこは夢みたいな素敵な人たちだけの場所 そこでなら 私は喜んで立ち止まろう 喜んで限界を受け入れよう 笑う人は置いて行くよ 止める人も置いていくよ 私のためだと言ってくれるのは嬉しい それでも私はあなたを置いていくよ ごめんなさいね 

 

完璧であること 1番であること どんなことかはわからない もしかしたら完璧になんてなるもんなのかもじゃないしれないし ほんとに誰にもなれないのかもしれない たけどそれは自分で確かめたい もしそこに行けたら教えてあげるよ そこを目指す価値はあったのか でもさ 私がそれを伝えたときにそれなら行こうと出発したって私は止めたりしないけどさ、あなた、もうかなり、ねえ?

 

2013年9月28日、まだ17歳のわたしが書いた日記です。

 

リルケの一つの書簡がいかに美しく正しく、わたしの残してきた点と点をつなぎ合わせたが、いかにわたしが衝撃を受けたか、おわかりいただけますでしょうか。書籍についてはまた別の記事でまとめたいので、リルケの話はこの辺にしておきます。ただこれだけはハッキリと記しておきたいのですが、この出会いは2016年1月の頭。新年の門出、最高の出だしをリルケはくれたわけです。文学は偉大。

 

そうして始まった2016年。2月には学校からの援助を受けてフランスに向けて経ち、ムスリム移民の直面する社会問題について学ぶフィールドワークに参加し、パリ、マルセイユ、エクス=アン=プロヴァンス、リヨンを巡りました。3月はめいいっぱい働き、4月に無事3年生になり、国際社会学部の履修を始めました。5、6月はその時間割が大当たり。視野の広がる授業に毎日目を輝かせ、毎時間集中してメモを取り続けました。7月の学期末試験ではかつてないほどの好成績を叩き出し達成感で満ち満ちとしていました。8月には去年と同様、再度北京語言大学を訪れ、昨年より1つ上のクラスで1ヶ月勉強しました。9月には留学に行っていた大好きな人たちが全員帰国し、日々の生活が一気に華やぎます。10月は春学期の授業のほとんどを引き継ぎ勉強します。11月はついに派遣留学の学内選考が始まりました。全学休講の静かな講義等で受けた面接は今年最も緊張した瞬間でまず間違いありません。12月に長年夢にまで見た英国留学の切符を掴み、ついに緊張の糸がほぐれ、中だるみの期間に突入しますが、同時に交友関係が広がった時期でもあります。12月も勉学の意欲はそう高くは保てませんでしたが、親しい人たちと過ごした1年を振り返るたびに、幸せな気持ちを感じずにはいられません。

海外での活動や体験報告など、詳細はこちらからどうぞ。

www.canpath.jp

 

人生は起伏のあるものだから、来年はそう上手くはいかないだろうけれど、何より今年手にした機会をどう生かすかは来年の自分にかかっているのだからしっかりしなければ。とは思うものの、ホロスコープは「今年から自由に動けるようになってきた」という予想を「それ以前は大変だった」という指摘と共に挙げた上で、来年の運勢について「ペースは常に自由」「より笑顔に満ちる」「遠方に赴け」「上手くいく」とみな口を合わせて背中を押してくれているので、もっともっとがむしゃらに、むしろこの勢いを失うことを恐れて邁進する一年にしようと思います。一息つくのはもっと後でいい。

 

I connected the dots by looking backwards.

 

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BACK TO SCHOOL

 

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新学期が始まりました。4月の半ばには履修登録期間も終わりましたので、時間割も正式に確定してから数週間が経ちました。履修登録ってかなり面倒な代物ですが、わたしの場合その煩わしさとワクワクが拮抗します。

そして人の時間割見るのも好き。#whatinmybag #whatinmypouch が好きな学生にはわかってもらえるかもしれないけれど、今学期、かなりいい時間割が組めたので、見て。

 

 

1

 

中国古代文学

 

 

 

2

 

主専(読解)

中国の歴史ー近代の歴史と文化

主専(文学)

 

3

主専(読解)

現代台湾政治

戦争と民主主義の文化史

ヒトラー「東方生存圏」構想とホロコースト

「近代語」アジア情勢と共にみる中国近代文学

4

ゼミ

 

 

GLIP B3

中国語

5

GLIP B1

 

 

言語学概論

 

 

主専は「主専攻語」の略で、わたしの場合これが韓国語の授業です。読解は韓国語で書かれた論文を翻訳する授業で、日本語による授業と韓国語による授業がそれぞれ一つずつあります。文学の授業では韓国の詩や小説を扱い、直訳では意味の伝わらない文を、自分なりに解釈しながら訳していく授業になっています。今は韓国を代表する小説「ソナギ」を読んでいます。このほかにもいろいろ開講されてはいるのですが、3年から自分で選べるようになるので、今学期はこの3つにしました。

 

火水木の3限と水2限は他学部の授業なのですが、興味関心ど真ん中で、毎週講義を楽しみにしています。特に最高なのが、水曜3限の社会学の授業「戦争と民主主義の文化史」。

 

 

近代日本の歴史は、一般的には国民国家の「近代化」の過程として理解され、政治面でも「民主主義」の展開と捉えられるが、対外的には東アジアに植民地と勢力圏を拡大する「戦争」の連続となった。すると、この相反して見える民主主義と戦争の時代を、人々はどのように生き、歩んできたのだろうか。この近代日本の歩みを、そこに生きた民衆の心情の経験に即して考えたい。特に「思想」や「詩歌」などの文化現象から生活者の心情に立ち入る学問方法を学び、単なる事件の羅列ではない歴史と社会のとらえ方を体験する。ー「授業の目標」より

 

近代史に関する一般的な歴史認識に対して、「それ、本当に正しいの?」という疑問を投げかけてくる。先生はとても気品の溢れる方で、選ぶ言葉も文事ある人らしく、講義を受けるだけで語彙が増える。また、偏った思想を振りかざすわけではないので、本当に自分の視野を向こう側から光で照らしてくれるようで、一言一句聞き逃すまいと一貫して集中、ノートを取り続けています。

 

教科書はこれ。

詩歌と戦争―白秋と民衆、総力戦への「道」 (NHKブックス No.1191)

詩歌と戦争―白秋と民衆、総力戦への「道」 (NHKブックス No.1191)

 

 教授自身の著作です。まだじっくりとは読めていませんが、近代日本において民衆の好んだ民謡に着目することで、当時の人々の意識を知ろうとする内容になっています。

 

次に好きな授業が「現代台湾政治」。東アジア地域を専攻している以上、中台関係って絶対に理解しておかなければならないのでは、と思って履修。この問題に関するわたしの知識は高校の世界史で止まっているので、台湾に特化した授業は、その専門性も高くて、ただひたすら目から鱗。あと教授がとても真面目で几帳面な方で、パワーポイントで出してくれる資料が非常に豊富。特に、人の流れや対立について説明する際には必ずそういった内容が図示された地図を移してくれるのでとてもわかりやすいです。

読んでおくべき、と推奨された本がこちら。

台湾―変容し躊躇するアイデンティティ (ちくま新書)

台湾―変容し躊躇するアイデンティティ (ちくま新書)

 

この本の著者は台湾問題において、とても権威ある方だそう。 教授自身も直接の面識があるらしいです。すごい。

amazon で探したときに関連商品に出てきたこちらも合わせて購入しました。どんどん読む。

 

新・台湾の主張 (PHP新書)

新・台湾の主張 (PHP新書)

 

 これら参考文献だけでなく、ドキュメンタリー映画も紹介してくれるので、授業時間外にも積極的に知識を得られます。

 

先週紹介された映画は「セデック・バレ


映画『セデック・バレ』予告編

 

台湾中部の山岳地帯に住む誇り高き狩猟民族・セデック族。その一集落を統べる頭目の息子モーナ・ルダオは村の内外に勇名をとどろかせていた。1895年、日清戦争で清が敗れると、彼らの暮らす山奥にも日本の統治が広がり、平穏な生活は奪われていく。それから35年、頭目となったモーナは依然として日々を耐え抜いていた。そんな中、日本人警察官とセデック族の一人が衝突したことをきっかけに、長らく押さえ込まれてきた住民たちが立ち上がり…。 

 この作品の監督の魏徳盛(ウェイ・ダージョン)は台湾の映画監督で、日本に関する作品をいくつか手がけているようです。授業ではその一部を少し見ただけなので、後日改めて自分で借りてくるつもり。授業でも説明を受けたのですが、この作品は日本と戦う台湾の人々の不屈の精神、勇敢さを描くもので、中国や韓国における反日映画と同一視されがちなのですが、その性質は全く異なります。これは単なる反日映画ではなく、虐げられた少数民族が立ち上がり、戦い抜く物語であり、中国当局はその反日性を買ってすぐに国内での上映を開始しますが、次第にこの映画の普遍的、かつ中国にとって都合の悪いメッセージに対して懐疑的になり、密かに上映を中止したと言います。

 

授業ではただ問題に関連する作品を紹介するだけでなく、その裏側についても詳しい解説があるので、現代の東アジア情勢の複雑さが身に沁みて感じられます。

 

中国語の授業は3年目になりました。教科書はこれ。 

リアルスコープ 現代中国事情

リアルスコープ 現代中国事情

 

 

よくあるテキストです。テキスト自体の難易度はそんなに高くはないのですが、先生が今年から東京外大に赴任した北京語言大学の先生で、話し方が滑らかで早口。意味を取るにはかなり集中しなければならず、リスニングが鍛えられそうです。

 

 GLIP というのは、語学としての英語の科目で、去年たまたま知った先生の授業がとてもよかったので、今学期も続けて履修しました。授業では、「英語で専門書を読む」ことのできるレベルを目標としており、その際に先生の専門が言語学ということから、言語学の論文を読んでいます。

 

教科書はこれ。

Linguistics (Oxford Introduction to Language Study Series)

Linguistics (Oxford Introduction to Language Study Series)

 

 セクションごとに担当が分かれており、大抵1回の授業で3人が発表します。発表の担当者は授業当日までに、担当箇所をまとめたレジュメを作成することが義務づけられており、授業中にそれを用いながら内容の解説をしていく形です。途中途中に先生からの補足が入ったり、難解な箇所は、翻訳の手助けをしていただけるので、かなり難易度の高い文章ですが、やりがいがあります。授業中に何度も、「みなさん、この文章書けますか」と問われるのですが、この文章は英語の論文としてかなり理想的な文章構成だそうで、そういう意識で読むことでモチベーションも上がります。

今履修している授業の中で、特筆すべき、と感じられるもののみ紹介しました。ゼミについてはこれからわたしの専門になってくると思うので、また別の機会に詳しく書こうかなと思います。全く興味のない、必修科目ももちろんありますが、真面目な人、というのは自分の興味・関心の対象外の物事に関しても、やる気の有無に関わらず、努力をすることのできる人だと思っているため、根が不真面目なわたしは這いつくばりながら単位を拾いに行く所存です。

 

 

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謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。様々なSNSを通してわたしと関わってくださった方に心から感謝申し上げます。そしていついかなるときもわたしを励まし、応援してくれた親愛なるフォロワーのみんなには限りない愛を。大好きでした。今年もよろしくお願いします。

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昨年は、試練の1年でした。それについてはつらつらと綴ってしれっと投稿しているので、そちらをご参照ください*1

 

 

しかしこういったことを書くステイト・オブ・マインドを持っているからといって、わたしが根っからの悲観主義であるとすることはできません。わたしは子供の頃から夢見がちな現実主義で、それは今も変わることなくわたしの中で生き続けています。夢を描くここと、現実を直視することは切っても切れない関係にあるのです。

 

ということで今年のテーマは「転んでもタダでは起きない」

 

何かにつまづく、壁にぶつかる、わたしをよく思わない人間に打ちのめされる、そういったことにさえ報酬、あるいは賠償を請求するように生きていこうと思うのです。粘り強く、厚かましく、おこがましく、執念深く。そうまでしてでも勝ち取りたい枠があって、達成したい目標があって、少なくとも今年だけはそれを誰にも譲ることができないのです。

 

 

さて、これらのことを踏まえて、新年の抱負を掲げておきます。

 

1.勉学

今年は何よりも英語の1年になります。特に強化すべきはスピーキングとライティング。昨年わたしの足を引っ張った子達です。( I TAW, I TAW PUDDY TAT! ) 対策はいろいろ考えています。とにかく「外大に通っている」という自分の立場をよく考え直すこと。利用できるものはたくさんあるはず。具体的には、学校のネットラーニングシステムからエッセイを書けるだけ書いて提出し、添削してもらう。エッセイを書く機会はあっても添削をしてもらわないと、どこをどう改善すべきなのかわからないままです。でも添削もなかなか時間を消費する作業なので、ずっと誰かに頼むわけにもいきません。ですからELCのテストを積極的に受けたり、こういったサービスを利用してできるだけ経験を積んでいこうと思っています。スピーキング等も同じで、そういった場所で休み時間に開かれているディスカッションのイベントに参加たり、出来ることはたくさんあると信じています。

また、リーディング、リスニングも今よりもう一段階上に引き上げたいので、優先順位をうまくつけて総合的なスコアを伸ばしていきたいです。

 

IELTS 7.0 TOEFL 90 TOEIC 800がまずは第一目標 でも全部 7.0~ のイメージ。それ以上に伸びるだけ伸ばす。

 

昨年受けたテストは以下の通り

 

Reading

Listening

Speaking

Writing

Score

TOEFL

22

23

18

21

84(Total)

IELTS

6.5

6.5

6.0

5.0

6.0(Overall

 

どちらも初めて受けたテストなので、ここから引き上げていきます。こう見ると一目瞭然だよね。インプットは合格点でもアウトプットが全くもってお粗末。TOEICはRとLしか受けてないので表には入れませんでしたが、790点でした。800を越えないと話にならないです。ありがたいことに今月さっそく学校で受けるので本腰入れて勉強します。

 

中国語は2年で一旦履修は終えますが、一応3年目に相応する授業が開講されているので、そちらを履修するつもりです。中国語はゼミで本格的に使用することになるので、その勉強から一旦手を引くことはできませんが、英語を優先しつつできる範囲で勉強して年内にHSK5級の合格を目指します。

韓国語は今の所資格試験を受けるつもりはありませんが(主専のやる気のなさ)これは学校の成績で勝負しようと思っています。

 

その他の学習に関しては、昨年のスタディツアーへの応募がとてもよい経験となり、わたしの力になってくれているので、こういった方面でもっといろいろと模索して、募集があれば応募して積極的に参加します。よいものが見つからなかった場合も、やはりこのゼミがわたしに大切なことを教えてくれたので、今後は自分の力で知識を蓄えていくことも可能だと感じています。だから結構ポジティブかつラフに捉えてます。

 

それから、いいレポート・エッセイを書けるようになること。この重要性は昨年やっと理解し始めたのですが、文系のレポートには特徴があって、何かを論ずる、というのは非常に難しいことだとやっと気づきました。もう二年が終わろうというこの時期に。でも「良い論文」を書けるようになれなければ、このまま卒業できてもただのペーパー国立大卒生だし、そういうのが一番許せないので、今いる環境においてそこに相応く優秀であること。それをただひたすら目指していこうと思います。だからいろんな方の論文や論集を積極的に読んだり、まずは初歩的なところからレポートの書き方を見直してみたり、試行錯誤してみようと思います。わたしは修士まで進むことも考えている身で今こんなところからスタートするなんて恥ずかしいばかりですが、気づいたからにはやらねばならぬ。努力。

 

2.貯金

昨年の10月から始めた積立貯金がなかなかよかったので今年も引き続き積み立てていきます。昨年は月に2万。わたしのバイト先はボーナスがないので、長期休暇や大型連休があって普段より給与が高額な月を自己判断でボーナス月として定め、4万にあげてもらってました。今のとこ4・2・2で引き落とされているので、払い戻しのある3月には12万入る予定。グフフ 

そのまま続けるつもりなので、2月にまた新しく契約しにいこうと思ってます。できれば夏に長めの短期留学をしたいと思っているので、うまく貯められたらいいな~

こういった無理やり貯める以外にも、純粋に口座に入っているお金を増やしたいので、昨年より一層節約を心がけたいですね 今年の目標は総資産30万かな!うーわ大口叩いた!

 

3.暮らし

もう一つの新年の抱負がこれ。「豊かに暮らすこと」2016年はわたしがついに二十歳になる年です。もともとちょっとした贅沢とか自分へのご褒美とかが大好きな人間ではありますが、今年はこれから大人になっていく自分のために、「よいものを知り、手にとって、身を以て体験すること。」を心がける。少ない給与で暮らすしがない大学生だけど、その中で楽しむこと。これは昨年に少しずつ実行に移せました。今年もそれを少しずつ広げていけたらと思います。もちろん部屋を常に綺麗に保つ、洗い物を溜めない、洗濯物はこまめに、といった基本的、かつ最重要事項もクリアすることが最低条件。手始めに上質なパジャマとオイルをゲットする。もう目星はついている。あとは新聞を取ること。今はお父さんに勧められてアプリで朝日新聞を読んでいるのですが、アプリだと読もうと思った時にしか開かないので、やっぱりどんどん届いて読まざるを得ない状況に持って行くくらいの感じじゃないとだめだ。そして学術誌を知ること。これは完全にレクター博士の影響ですが。さすがにわたしに精神医療の雑誌は読めないので、自分の興味のある分野で自分の気に入るものを見つけたいです。あまり浅くて甘いものではなく。ちなみにうちでは長年 National Geographic の愛読者で、そのほかにも英米仏の新聞を取っているので、我が家にはそういったものが溢れています。だからこれについても家族を参考に模索します。

 

いろんな人と話して、いろんな本を読んで、いろんな映画を観て、いろんな場所に足を運んで、いろんな景色を知ること。それはわたしが小学生の頃からずっと心がけていること。その本髄は曲げないにしても、わたしも毎年確実に年を重ね、大人に向かって成長しているわけですから、目標も毎年高めていかねばならないと感じています。だから、今年は、「読む」や「観る」といったそれぞれのカテゴリーにおいて少しずつでもグレードを上げ、ハードルを上げて、自分をより高い場所へ引き上げていくこと。それを目標にしたいと思います。新成人1年目。まずは土台を築く。そうして豊かに暮らし、豊かな人間に、女性になること。新年の抱負とはいえ、今後ずっと掲げていたい目標でもあります。

 

では、今年一年が皆様にとって幸福なものになりますように。

 

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 p.s.

この記事に関してですが、今丁度読んでいた、リルケの「若き詩人への手紙」があまりにも優しく繊細で美しい答えをくれました。引用したい気持ちもあったのですが、読めば読むほど心に染みる書簡ばかりで、どれから引用すれば良いのかわからなくなってしまいました。もし同じような悩みを抱えてらっしゃる方が入ればぜひ書店、図書館等でお求めください。きっと助けになってくれます。文学は偉大。

circletofpearls.hatenablog.com

 

 

*1:こちらの記事です。暗い上に長いです。

「 孤独との戦いだった 」

 

探しているものも見つからず、輝きを忘れ、艶めきは失われ

心を痛め、深く悩み、何とか答えと呼べるものを捻り出すも

納得することも、諦めることも叶わず、最後に残る自尊心が

妥協を許さぬまま、時だけが過ぎる

 

自分を見失い続けた一年でした

生まれて以来、最も泣いた一年でした

 

自分という存在とは、物心ついた頃から自然と心を通わせていたおかげで、「思ってもない言葉を口にする」といった、自己管理不足とか、「自分に嘘をつく」といった「もう一人の自分」の新規作成だとか、そんなことに至ったことはない。でも自分を褒めてやることはできても、認めてやることはできない、そんな一年だった。

 

一つだけ自分を肯定できるのは、できる限りの情報収集を辞めなかったこと。そのおかげで幾多の機会を掴むこともできたし、いろんな場に足を運ぶきっかけにもなった。そういった経験から学ぶことも多かったし、自分のすべきことも明確になり始め、大学でのゼミの教授を選ぶ、といった専門分野の選択も順調に進め、終えることができた。中学、高校とじっくり思い悩んだり、心ゆくまで一人でのんびりと思いを馳せることが多かっただけに、自分をどう扱い、どう過ごせば自分が心地よいのかもう十分にわかっているし、自分の長所も短所も理解した上で少しずつでも登っていくことを考えることもできるようになった。自分は着実に成長しているだろうし、昨年の自分より今年の自分は確実に多くの知識を得て、経験を積んで、物事を理解するようになった。だから自分との対峙は習得できたのだろうし、今後大きな壁にぶつかることも、おそらくもうないだろうとも思える。

 

今年一年を満たした物悲しさはわたしの内面の話ではなかった。

 

孤独感。

ただひたすら。「孤独との戦いだった。」

 

わたしは毎日学校に通い、たまに寝坊したり、しっかりと起きて家を出てもバスが遅延して授業に遅刻したり、かと思えば時間が余るほど早起きをして優雅な朝を過ごしたり、ごく平凡な大学生として生活した。親の扶養を外れないギリギリの額までバイトをしてお金を稼ぎ、自分の生活費に充てたし、光熱費も携帯の使用量も毎月きちんと支払った。1年の頃より確実に計画性が上がり、余裕をもって課題をこなすことも覚えた。読みたかった本もたくさん読んで、映画も見て、会いたい友達にも会って、行きたいところには足を運んで、食べたいものを食べた。間違いなく、とても充実した一年だった。

 

それでも、ふとした瞬間にどうしようもない孤独感に包まれて、どうしようもなく泣きたくなることが多かった。

 

それは、「誰もわたしのことを理解してくれない」なんていう傲慢なものではなく、どちらかというと、何かに興味を惹かれているうちに両親とはぐれてしまった子供のように、自分と周りを歩くひとたちとの間になんのつながりも感じられず、自分のよく知る、一緒にいて安心できるはずの人が視界から姿を消し、混乱して、立ち止まって泣きじゃくる、そんな孤独感だった。

 

小さな子供なら、両親はすぐに自分を探してくれるだろうし、泣いていれば近くの大人が迷子の子供に対するしかるべき処置を施してくれる。でもわたしはもうあとほんの少しで二十歳になる人間で、いつまでも小さな子供ではいられない。それなのに、どうしようもなく不安で、怖くなったときには、自分がいなくなったことに気づいて、必死になって探してほしいと思ってしまうくらいにわたしはまだ幼い。そんな大人と子供の狭間でわたしは一人、迷子になってしまったのかもしれない。

 

でもその狭間自体は、曖昧さがとても心地よく、わたしには今まさに必要なものに思えたものだし、18のわたしはその空間で非常によく成長した。わたしが恐れたのは狭間ではない。

 

「果たして、自分を探してくれる人がどれだけいるだろうか。」

 

待ちを歩くとき、学内を歩くとき。

わたしは何か探求心に突き動かされているとき、自分の思うままに動くのが一番心地よいからふらりふらりといろんな場所を巡る。でも気付けば自分の静寂と相対して周りは賑やかで、とても楽しそうで。人が人と集まり何かについて熱心に話し合い、笑いあう。そんな当たり前の光景が、ひどくわたしを突き放すような、そんな気分に何度落ちいっただろうか。何度深く心を抉られただろうか。地元で過ごしていた頃は、常に友達がそばにいて、お互いの傷を共有し、慰め合い、支え合って、馬鹿みたいにくだらないことで毎日お腹を抱えて笑っていた、輝かしい青春の時代のわたしは、この孤独を知らなかった。この孤独に気づかなかった。

 

一般的に孤独と向き合うことは、己を成長させ、強くすることとして捉えられている。

でもわたしはこの孤独に触れ、その孤独を認識することで弱く、脆くなった。

 

不当に扱われればすぐに苛立ち、そのくせ苛つかれれば深く傷つき、思いやりが足りないと感じれば泣いて責めてわたしを大事にしてくれている人を困らせた。

 

だからもちろん、わたしには、わたしに会いたいと思わせる魅力がないし、自分は思ったより出来ないやつだ。そんな絶望感を払拭できない一年だった。

 

 

でもわたしはわたしを幸せにする義務がある。確かにこれはわたしの人生最大の課題となった。だからあとはこれについて熟考し、解決を試みる。でも、ただ、それだけだ。そしてこれはきっと一年で乗り越えられるものではないから新年の抱負にも相応しくない。この壁はわたしを強くしないし、より深みある人間にもしない。でもわたしは解決を試みなければならない。その義務がある。今年はこういう一年だった。それは事実であり、それを記録として残す。そしてそれを出来るだけ冷静に見つめ、考察し、仮説を立てては検証を繰り返し、対策を練っては施行する。そうやって、まるで仕事のように扱い、目標達成を目指す。


わたしはわたしとじっくり向き合ってきた。だからわたしはわたしの良き理解者であってくれるし、わたしはわたしの味方で居続けることが出来る。そうして自分との関係が完成したわたしに与えられた最初の試練。わたしはわたし以外の人間との関わり方を知らない。わたしを無条件に好きでいてくれる人たち以外の人と上手く付き合えない。世の中を、上手く渡り歩けない。

わたしは、わたしの直面した、この静かな挫折とじっくり向き合うことにしよう。

今年は今日終わり、明日新しい年を迎える。どんなに早すぎる、実感が湧かないと焦ったところで、仕方のないことだ。年の変わり目を意識したところで、変わった瞬間に突然何かが変わるわけではない。昨日から今日になったように、今日が明日に繋がるだけだ。でも確かにこの節目は気持ちを改めて、心を決めるきっかけにはなってくれるだろう。そう信じて、わたしは新しい一年を生きる。

 

 若き詩人への手紙・若き女性への手紙 (新潮文庫)

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